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㉘父のすい臓がん闘病生活1月~奇跡が起きそう~

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私の父「ときよし」は2017年3月にすい臓ガンが見つかりました

 

せん妄がなくなったら普通にしっかりしていて、痛みもマシで、放射線の効果が今になって出てると本人もそれを実感してはりました。

 

ほんのちょっとやけど、好きなものを口にする事が出来たし、話してる時の元気さも普段と変わらなかったです。

 

今いる病棟は手術をする人の「外科病棟」でこれからは「緩和ケア」に行かないかと先生と婦長さんに提案されました。

知ってる人は多いと思いますが、治療が困難な人が過ごす病棟です。

ときよし位の歳になると、緩和ケアがどんなところか・・そこに行く人をきっと何人も見てきて知ってるはずです。

 

どことなく病棟を移ることに複雑な気持ちを持っていそうでしたが緩和ケア病棟に移る為の面談をしに緩和の先生と看護師さんが来てくれました

痛みの調整の話のとき以来です

ときよしは「お世話になります よろしくお願いします」とベッドの上で深く頭を下げていました。

 

私は「外科病棟は手術する人専門で痛みの調整は緩和ケアの方が上手やし、ちゃんと調整してもらって合う薬が見つかったら家に帰ろう」と声をかけました。

緩和ケアに引っ越すのは 1月15日

一緒に歩いたり、頭を洗ったり、足湯をしたり・・外科病棟で過ごした最後の方は夏位の元気さで楽しかったです

 

 

 

 

手慣れたひげ剃り

 

 

 

 

うどんを欲しがったので小分けに作って冷凍

 

 

散髪

 

「理容師辞めて看護師なろうか?」って言ったら笑ってた

 

入院中の人の身なりを整えられる理容師は素晴らしい仕事と実感

 

 

「男前になった」と満足そう

 

 

 

 

看護師さんに怒られる覚悟で歩行器で走り回るとケラケラ笑ってた

本当は笑えないはずですがこれも親心なんだと思います